【エビデンス41】課題志向型のトレーニング方法について

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【1】タイトル
課題志向型のトレーニング方法について

【2】出典
Deep flexion activity training in a patient with stroke using task-oriented exercise: a case report.
※参照元(外部リンク)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24188030/
2013年11月 インド 

【3】目的
脳卒中後の後遺症では、膝を深く曲げる動作が制限されるケースが多い。
しかし「日常生活」「仕事関連」「スポーツ活動」などの様々な場面で膝を深く曲げることが要求される。
膝関節の深屈曲活動を改善するリハビリやトレーニング内容は報告が少ない。
そこで、シングルケースを対象に課題志向型のトレーニングプログラムを考案および実施し、その効果を評価してみた。

【4】方法
虚血性脳卒中の診断を受けた55歳の男性を対象にした。
対象者のNEEDは「トイレでのしゃがみ込み」「しゃがみ込んだ際の姿勢の保持」「靴職人としての復職」であった。
課題志向型のトレーニング方法として「低い椅子からの立ち座り」「しゃがみ込み訓練」を6週間行った。
 
【5】結果
6週間の介入後、患者は目標を達成することができ、期待以上の成果を得て社会復帰を果たした。

【6】結論
課題志向型のトレーニングは、合目的の動作訓練が効果的である可能性が高い。

【7】センター長の感想
シンプルな訓練方法が一番良いと思います。
手技や技術を否定する訳ではありませんが、効果ではなく成果を求める姿勢が大切だと思います。

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