【エビデンス42】ロボット支援での歩行訓練について

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【1】タイトル
ロボット支援での歩行訓練について

【2】出典
Robotic-Assisted Gait Training Effect on Function and Gait Speed in Subacute and Chronic Stroke Population: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials
※参照元(外部リンク)
https://www.karger.com/Article/FullText/500747
2019年6月 サウジアラビア
 

【3】目的
脳卒中は脳が支配している領域に応じて様々な障害を引き起こす。
特に下肢に影響を与える感覚運動障害は全体の65%に発生するといわれ、立脚時間の短縮や異常な歩行パターンに繋がることが多い。
ロボット支援を取り入れた早期リハビリは患者の麻痺した下肢の機能改善に大きな期待を持たれている。
そこでロボット支援を応用したリハビリの効果を評価してみた。

【4】方法
1,371件のデータベースから信頼度の高い研究(PEDroスケールで4ポイント以上を獲得)を9つ抽出した。
また、ランダム化比較試験を厳選して、データの再統合と解析を行った。
 
【5】結果
9件の内、4件は急性期、5件は亜急性期のものであった。
最も多く使用されていたロボットは、Lokomat®(Hocoma AG、Volketswil、スイス)であった。
歩行速度の変化を指標にした結果、2件の研究では有意な改善を示したが、他の7件は結果に有意差がなかった。
また、亜急性期での効果量は少なく、慢性期ではやや高い傾向にあった。
 
【6】結論
ロボット支援のリハビリは従来のリハビリと同等以上の効果があると考えられている。
しかし、歩行速度の改善という点では有意差がないことが明らかになった。
 
【7】センター長の感想
ロボット支援のリハビリを否定する研究が多いですね。
私は必要に応じて、また環境に応じて、うまく利用できればいいと考えています。
ただし値段が高いことを踏まえると、費用対効果を求める気持ちもわかりますがね…。

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