【エビデンス55】身体活動量を見直そう

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【1】タイトル
身体活動量を見直そう

【2】出典
Regular physical activity postpones age of occurrence of first-ever stroke and improves long-term outcomes
※参照元(外部リンク)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33241533/
2020年11月 イラン

【3】目的
脳卒中の予後は、発症前の身体活動量と関連しているかを明らかにする。

【4】方法
イランの集団コホート研究(マシュハド脳卒中発生率研究)から、初めて脳卒中を発症した患者624例を抽出した。
身体活動量に関するデータは、評価バッテリー(PAL:Physical Activity)を用いることにした。
対象群(活動群)と比較群(非活動群)にわけ、脳卒中前の身体活動量と予後(5年後の死亡率、再発率、障害程度、機能依存度)との関連性を調査した。
 
【5】結果
発症年齢は、比較群が6歳以上若いことが明らかになった。
活動量が低い(PAL<1.70)場合、発症後に1年で死亡するリスクが2倍ほど高いことがわかった。
再発率、障害程度、機能依存度は発症前の身体活動量との関連がなかった。
 
【6】結論
普段の身体活動量が低い場合、脳卒中を発症するリスクが高くなることがわかった。
また、発症後に1年以内に死亡する確率が2倍ほど高くなることが示唆された。

【7】センター長の感想
日本の場合、2019年度のデータで脳梗塞の発症年齢は平均すると70~75歳だそうです。(男女差はありますが)

つまり、日頃から運動していない人は64歳から危険なゾーンに突入していくということです。
運動だけが全てではないので、食事も気を付けて下さいね。

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