【エビデンス67】距骨を安定化させると歩きやすい

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【1】タイトル
距骨を安定化させると歩きやすい

【2】出典
Effects of talus stabilization taping versus ankle kinesio taping in patients with chronic stroke- a randomized controlled trial
※参照元(外部リンク)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31938698/
2019年12月 韓国

【3】目的
足関節の背屈可動域制限は、慢性期の脳卒中患者における転倒の危険因子である。
この問題を解消する簡易な方法として、距骨安定化テーピングとキネシオテーピングの効果を比較検討してみた。

【4】方法
慢性期の脳卒中患者22名を対象にした。
参加者は、対象群(距骨安定化テーピング)11名、比較群(キネシオテーピング)11名にランダムで振り分けを行った。
両グループに適切な方法でテーピングを施し、トレッドミルで10分間の自由歩行を行った後に以下の項目を比較した。
・足関節背屈の関節可動域(他動)
・静的バランステスト (FRT)
・動的バランステスト (TUG)
・転倒リスク

【5】結果
それぞれの効果を比較した結果、距骨安定化テーピング>キネシオテーピングであった。
TUGをベースにした歩行速度では、両グループともに改善がみられた。
 
【6】結論
慢性期の脳卒中患者で、足関節背屈の可動域制限を有する場合、距骨を安定化させたほうが歩きやすい。
方法としては、キネシオテーピングよりも距骨安定化テーピングが望ましい。

【7】センター長の感想
個人的な意見として、距骨の後方への滑走が悪くなる原因の一つに、舟状骨の可動性(下がらない)低下が挙げられます。
というか、臨床で診たほとんどの方がそうでした。
短下肢装具を装着すると動作分析が疎かになるので、裸足での評価をお勧めします。

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