【エビデンス75】リズム感覚の重要性

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【1】タイトル
リズム感覚の重要性

【2】出典
Rhythm perception and production abilities and their relationship to gait after stroke.
※参照元(外部リンク)
2018年2月 カナダ

【3】目的
脳卒中患者のリズム能力を評価し、歩行の時間的対称性(TGA)にどのような影響を及ぼすか確認した。

【4】方法
亜急性期~慢性期脳卒中患者39名(対象群)、健常者21名(比較群)を対象にした。
脳卒中神経学的重症度の評価スケール(NIHSS)、脳卒中患者の身体機能評価(CSMA)、認知機能評価(MOCA)、リズム評価(BAT)、歩行の時間的対称性(TGA)を比較評価した。
 
【5】結果
脳卒中患者のリズム感受性は健常者よりも低かった。
リズム感受性はCMSAのスコアと明らかに相関していたが、他の評価と関連性がなかった。
TGAとCMSAは相関が強く、リズム感受性の低下が説明できるレベルだった。
 
【6】結論
脳卒中後にリズム感受性が低下することがわかった。
歩行の非対称性はリズム感受性の低下と関連していることがわかった。
この研究は、運動反応を合図するために聴覚リズム刺激が有効である可能性を示唆している。

【7】センター長の感想
テンポよく歩くことを意識するためにメトロノームとかを使う理由がここにあります。
好きな音楽を聴きながら運動するのもいいですね!

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