【エビデンス81】イメージトレーニング最強説

当ステーションの施術方針や考え方についても知ってもらうためにも、論文を定期的に紹介していきます。
更新情報を希望される方は公式Facebookページに「いいね!」を押してください。


【1】タイトル
イメージトレーニング最強説

【2】出典
Motor imagery during movement activates the brain more than movement alone after stroke: A pilot study.
※参照元(外部リンク)
2014年9月 アメリカ

【3】目的
脳卒中後の上肢リハビリテーションに運動イメージを組み込んだ際の神経相関を明らかにする。

【4】方法
平均年齢58歳で慢性期の脳卒中患者7名を対象にした。
上肢の運動機能はFugl-Meyer運動スコアで48(中央値)だった。
脳機能MRI検査を受けながら、2つの条件で麻痺側前腕を回内・回外で積極的に動かした。
条件1は単純な運動の繰り返し、条件2は運動と同時に運動イメージ「ドアノブを回す」を追加した。
 
【5】結果
単純な麻痺側前腕の回内・回外運動は、左脳の感覚運動野と右の小脳に活動がみられた。
運動イメージを追加した場合、左の下頭頂小葉と右の背外側前頭前野の強い活動がプラスされた。

【6】結論
リハビリテーションに運動イメージを追加することで、計画と実行を構成する脳内ネットワークが賦活されることがわかった。
脳内ネットワークがより広い範囲で刺激を受ける可能性がある。
 
【7】センター長の感想
運動イメージの研究は肯定する結果が圧倒的に多いように感じます。
デメリットがなく簡単に実行できることを加味すると、これは最強なのでは?と思いました。

僕のブログを読んで下さっている皆様、単純な運動を繰り返しているだけでは勿体ないので運動イメージを追加してみて下さい。

関連記事

  1. 【エビデンス54】比例回復則って何?

  2. 【エビデンス40】便秘は怖い

  3. 【エビデンス103】鍼灸の得気(Deqi)って何だろう?

  4. 【エビデンス92】歩行訓練に杖は必要か?

  5. 【エビデンス93】緑茶&珈琲のすすめ(パートⅡ)

  6. 【エビデンス10】鍼治療は失語症にも効果が期待できる

PAGE TOP
Instagram