【エビデンス88】脳梗塞に評判のいい経穴(ツボ)

当ステーションの施術方針や考え方についても知ってもらうためにも、論文を定期的に紹介していきます。
更新情報を希望される方は公式Facebookページに「いいね!」を押してください。


【1】タイトル
脳梗塞に評判のいい経穴(ツボ)

【2】出典
Resting-state Functional Magnetic Resonance Imaging Analysis of Brain Functional Activity in Rats with Ischemic Stroke Treated by Electro-acupuncture.
※参照元(外部リンク)
2017年7月 中国

【3】目的
脳卒中後の鍼治療では脳血流量の増加に、足三里(ST36)、曲池(LI11)が良いとされている。
この効果を検証する研究は多数あるが、磁気共鳴画像(MRI)で確認してみた。
 
【4】方法
人為的に脳卒中(中大脳動脈閉塞)にしたラットモデルを対象にした。
脳卒中にしてから24時間後に、ST36、LI11に電気鍼療法(1日30分×7日間)を行い、梗塞部の体積と脳機能に及ぼす影響を比較した。
 
【5】結果
電気鍼治療群は梗塞の大きさが軽減された。
脳活動では運動皮質や大脳基底核の活動が活発になった。
非治療群は全ての脳神経活動が低下していたが、電気鍼治療を行うことで同様の効果が得られた。
 
【6】結論
足三里(ST36)曲池(LI11)への電気鍼治療は、運動に関与する脳機能を活性化することが示唆された。

【7】センター長の感想
面白いと思ったのは非治療群にも電気鍼治療を行って改善がみられたこと。
つまり、発症からの時期に影響を受けないのかな?という点です。
いずれにせよ、特定の経穴が脳血流量の増加に影響を与えるということは
すごいことだと思います。

関連記事

  1. 【エビデンス46】ラクナ梗塞の予防に必要な歩数

  2. 【エビデンス41】課題志向型のトレーニング方法について

  3. 【エビデンス12】ナッツの摂取量と心血管疾患(脳卒中・冠動脈…

  4. 【エビデンス37】ウォーキングは時間を意識して

  5. 【エビデンス96】食生活の見直しは若いうちから

  6. 【エビデンス101】〇〇しながら歩くことの効果

PAGE TOP
Instagram