【エビデンス104】下肢の筋トレ効果

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【1】タイトル
下肢の筋トレ効果

【2】出典
The Effects of POWER Training in Young and Older Adults after Stroke.
※参照元(外部リンク
2016年8月 アメリカ

【3】目的
脳卒中後の筋力トレーニングについて、若年者と高齢者で効果に差があるか調べてみた。
 
【4】方法
慢性期の脳卒中患者で、若年者(40歳未満)6名、高齢者(60歳以上)10名を対象にした。
パワートレーニングを24日行い、筋力、快適歩行速度、6分間歩行、Fugl-Meyer運動評価、ベルグバランススケール、動的歩行指数を比較した。

【5】結果
ベースラインでグループ間に有意差はなかった。
グループ内での比較は下肢の筋力に有意な改善がみられた。
さらに若年層のグループでは、快適歩行速度が大きく向上した。
快適歩行速度は両グループともに下肢の筋力と強く関連していた。

【6】結論
脳卒中後の筋力トレーニングは、年齢を問わず効果が期待できる。
若年層であれば特に筋力の恩恵を強く受ける傾向にあり、歩行速度の改善も期待できる。
 
【7】センター長の感想
あたりまえのようですが、筋力トレーニングは必要です。
ただし、本当に筋力を向上したい場合、例えば筋肥大を狙う場合など、栄養素の見直しは必須です。
食が基本であること、そこに運動が追加されて相乗効果が期待できること。
これを忘れないで下さい。

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