【エビデンス105】認知症とマグネシウムの関係性

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【1】タイトル
認知症とマグネシウムの関係性

【2】出典
Serum magnesium concentration and incident cognitive impairment- the reasons for geographic and racial differences in stroke study
※参照元(外部リンク
2020年7月 アメリカ

【3】目的
マグネシウムは生体、特に中枢神経系(脳)にとって重要な役割を担っていることは良く知られている。
最近の研究では、記憶の中心的役割を担う海馬にもマグネシウムが影響を与えると言われている。
そこで血清Mgレベルと認知症についての関連性を調べてみた。
 
【4】方法
REGARDSコホート研究から、2,063名が含まれる研究をランダムで抽出した。
ベースラインの血清Mg濃度は、誘導結合プラズマ質量分析を使用して測定を行った。
基準値(0.75~0.95mmol/L)に従い、下回るグループを1として分類し、基準値内を2~4というグループに均等に振り分けた。
認知障害は簡易テストで特定し、関連性をロジスティック回帰モデルを使用して分析した。

【5】結果
潜在的な交絡因子を調整した後、血清Mg濃度と偶発的な認知症に逆の閾値関連が観察された。
低マグネシウム血症(グループ1)に比べ、認知症のオッズ比は、グループ2が0.59、グループ3が0.54、
グループ4が0.59となり、血清Mg濃度が高ければ良いというものではなかった。

【6】結論
正常な範囲内でマグネシウムが摂取できていれば、認知的な健康を保つことに有益である可能性がある。
 
【7】センター長の感想
マグネシウムを多く含む食材として「ひじき」「こんぶ」「アーモンド」「ごま」「大豆」などがあります。
珈琲にも含まれているみたいなので、食事で調整できますね。
物忘れや認知症の予防にも、食事が重要だと思います。

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