【エビデンス108】ビデオゲームを取り入れてみよう

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【1】タイトル
ビデオゲームを取り入れてみよう

【2】出典
Eliciting Upper Extremity Purposeful Movements Using Video Games: A Comparison With Traditional Therapy for Stroke Rehabilitation.
※参照元(外部リンク)
2014年2月 イスラエル

【3】目的
脳卒中リハビリにビデオゲームが用いられることが多くなっている。
しかし、その介入による効果は明らかになっていないので、詳しく調べてみた。
 
【4】方法
慢性期脳卒中患者29名(平均年齢59歳、発症後1~7年)を対象にした。
ランダム化比較試験で、対象群(ビデオゲーム)15名、比較群(従来リハビリ)14名に振り分けを行った。
対象群は市販のビデオゲーム機を使用し、比較群はボールやブロックを使用した動作訓練を行った。
両グループともにビデオ撮影し、各動作の目的が明らかであるかを判定した。
また、加速度計を用いて、上肢の動きの強弱と運動機能の関連性を解析した。
 
【5】結果
対象群は上肢の動作37,970回中に目的動作が271回、比較群は14,872回中に48回だった。
目的と関係ない動作は対象群が0回であるのに対して、比較群は26回だった。
運動機能が高い人は動作回数が多かった。
 
【6】結論
慢性期脳卒中患者の場合、ビデオゲームを用いると、上肢の意図的な反復動作を繰り返しながらより高い動きの加速を誘発する。
 
【7】センター長の感想
従来のリハビリが単純作業になりがちなのかもしれませんね。
ゲームをしていると、時間が経つのを忘れるくらい没頭すること…ありますよね?
興味のある訓練や課題を設定することが重要なのだと思います。

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