【エビデンス113】喫煙と脳卒中を含む心血管疾患の関連性について

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【1】タイトル
喫煙と脳卒中を含む心血管疾患の関連性について

【2】出典
Genetics of Smoking and Risk of Atherosclerotic Cardiovascular Diseases: A Mendelian Randomization Study
※参照元(外部リンク)
2021年1月 アメリカ

【3】目的
喫煙は動脈硬化性の心血管疾患に関連しているが、その種類(脳卒中、冠動脈疾患、末梢動脈疾患)への相対的な関連性は明らかになっていない。
そこで、喫煙に対する遺伝的なアプローチで詳しく調べてみた。
 
【4】方法
喫煙に関する遺伝的データは、UK Biobank(最大462,690人)から抽出した。
脳卒中はMEGASTROKE研究(4,373症例)、冠動脈疾患はゲノムワイド研究(60,801症例)、末梢動脈疾患はMillion Veteran Program(24,009症例)から抽出し、メルランダム化解析を行った。
 
【5】結果
喫煙に関する遺伝的責任は、脳卒中、冠動脈疾患、末梢動脈疾患のリスク増加と関連していた。
また、これらのうち末梢動脈疾患のリスクが最も高いことがわかった。

【6】結論
動脈硬化性心血管疾患の大規模データを用いたメルランダム化解析により、喫煙は脳卒中、冠動脈疾患、末梢動脈疾患のリスク増加と関連し、特に末梢動脈疾患との関連が強いことが示唆された。
 
【7】センター長の感想
煙草のパッケージにも記載されているように、喫煙は様々な疾病になる危険性を高め、あなたの健康寿命を短くする恐れがあります。
吸う吸わないは自由ですが、脳卒中、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞など)、末梢動脈疾患との関連性も示唆されていいますので、予防の観点から吸わないことをお勧めします。

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