【エビデンス115】後ろ歩きが歩行の質を変える

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【1】タイトル
後ろ歩きが歩行の質を変える

【2】出典
Gait outcomes after additional backward walking training in patients with stroke: a randomized controlled trial.
※参照元(外部リンク
2005年5月 台湾

【3】目的
脳卒中患者における後ろ歩きの有効性を詳しく調べてみた。
 
【4】方法
Brunnstrom recovery stage test(Brst)下肢stageⅢ、Ⅳ(共同運動レベル)の脳卒中患者25名を対象にした。
歩行補助具や装具の有無にかかわらず、歩行距離が11m以上であることを条件にした。
25名をランダムで2グループに振り分け、週3回×40分のリハビリ実施後に、対象群は30分間の後ろ歩きを追加した。
測定はストライドアナライザーを使用し、歩行速度、ケイデンス、歩幅、歩行周期、左右対称性を比較した。

【5】結果
30分間の後ろ歩きを追加したグループ(対象群)は、歩行速度や歩幅、左右対称性が大幅に改善していた。
 
【6】結論
脳卒中後の非対称的な歩行パターンは、40分間のリハビリ実施後に30分間の後ろ歩きを追加すると改善する可能性がある。
 
【7】センター長の感想
普段の生活で、何気なく後ろに下がったり、ターンをすることって多いです。
過去のブログでも取り上げましたが、後ろ歩きや横歩きは歩行の時空間パラメータを改善するという報告が多数あるので、臨床場面でも積極的に取り入れていくことをお勧めします。

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