【エビデンス119】怒りの沸点が低い人は要注意

当ステーションの施術方針や考え方についても知ってもらうためにも、論文を定期的に紹介していきます。
更新情報を希望される方は公式Facebookページに「いいね!」を押してください。


【1】タイトル
怒りの沸点が低い人は要注意

【2】出典
Outbursts of anger as a trigger of acute cardiovascular events: a systematic review and meta-analysis
※参照元(外部リンク
2014年3月 アメリカ

【3】目的
心理的ストレスは生理学的反応に関連しており、心血管イベントの発生リスクが一時的に高くなる可能性がある。
そこで怒りの頻度と、急性心筋梗塞(MI)、急性冠症候群(ACS)、虚血性および出血性脳卒中、および心室性不整脈に関連性があるかを調べてみた。
 
【4】方法
1966年1月から2013年6月までの期間で、CINAHL、Embase、PubMed、およびPsycINFOデータベースから関連する研究を厳選し、統合と再解析を行った。
発生率比と95%信頼区間は、逆分散加重変量効果モデルを使用して計算した。
 
【5】結果
怒りの爆発とMI / ACS(4件の研究)、虚血性脳卒中(2件の研究)、破裂した頭蓋内動脈瘤(1件の研究)、および心室性不整脈(2件の研究)
9つの独立したケースクロスオーバー研究を対象にした。
内訳は4,546件の心筋梗塞、590件の脳梗塞、215件の脳出血で、特に怒り爆発から2時間以内の脳梗塞リスクは4倍、脳出血リスクは6倍、心筋梗塞リスクは5倍だった。
また怒りの頻度が高いほど発症率も高かった。

【6】結論
激しい怒りの直後に、心血管イベントのリスクが高くなることが明らかになった。
 
【7】センター長の感想
怒りっぽい人は要注意ですね。
日常生活で心理的ストレスが高くなると、身体にとって良いことは一つもありません。
厳しい時代ですがライフワークバランスを考えて、ご自愛下さい。

関連記事

  1. 【エビデンス21】音楽が脳に良い理由

  2. 【エビデンス11】プライミング(準備運動)で上肢機能の回復が…

  3. 【エビデンス79】バランス能力を取り戻すのは難しい

  4. 【エビデンス95】卵は1日に何個まで?

  5. 【エビデンス40】便秘は怖い

  6. 【エビデンス104】下肢の筋トレ効果

PAGE TOP
Instagram