【エビデンス129】不整脈(心房細動)で運動してもいいの?

当ステーションの施術方針や考え方についても知ってもらうためにも、論文を定期的に紹介していきます。
更新情報を希望される方は公式Facebookページに「いいね!」を押してください。


【1】タイトル
不整脈(心房細動)で運動してもいいの?

【2】出典
Exercise-Based Cardiac Rehabilitation and All-Cause Mortality Among Patients With Atrial Fibrillation
※参照元(外部リンク
2021年6月 イギリス

【3】目的
心臓リハビリテーションは心房細動の予防に効果があるといわれているが、長期的影響のエビデンスは限られている。
そこで、大規模な研究データベースを使用して詳しく調べてみた。
 
【4】方法
心房細動を有する患者1,366,422名を対象にした。
心臓リハビリテーシを受けた11,947名と、年齢、性別、人種、併存疾患等のマッチする対象群11,947名を抽出して18ヵ月間の総死亡率、再入院、脳卒中の比較を行った。

【5】結果
心臓リハビリテーシのエビデンスに基づく運動処方は総死亡率が68%低下し、再入院のリスクは44%低下、脳卒中リスクは16%低下した。
また、心不全の発症に影響を与えなかった。
これらの関連は、年齢、性別、人種、併存疾患等、心房細動の種類とは無関係であった。

【6】結論
心房細動に対する心臓リハビリテーションのエビデンスに基づく運動処方は、18ヶ月後の総死亡率、再入院率、脳卒中発症率を大幅に低下させる。
 
【7】センター長の感想
心臓リハビリテーションはエビデンスレベルが高いといわれています。
運動処方の負荷量は参考にするといいかもしれません。
心肺機能が1METs増加すると心房細動の再発が9%低下するそうですよ。

関連記事

  1. 【エビデンス51】声楽は記憶と言語の回復を促進する

  2. 【エビデンス92】歩行訓練に杖は必要か?

  3. 【エビデンス78】脳卒中後の10年間を追ってみた

  4. 【エビデンス8】脳梗塞後の失語症に対する自宅で実施可能な音声…

  5. 【エビデンス99】脳卒中かな?と思ったら何時間以内に病院に行…

  6. 【エビデンス13】ハンドエルゴメータが歩行を変える

PAGE TOP
Instagram