【エビデンス138】脱メタボ体型

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【1】タイトル
脱メタボ体型

【2】出典
Moderate-to-vigorous physical activity and the risk of stroke recurrence in patients with a history of minor ischemic stroke in Japan
※参照元(外部リンク
2018年9月 日本

【3】目的
積極的に身体を動かすことが脳卒中の予防に有益だといわれている。
しかし脳卒中の再発と運動量の関係は明らかになっていない。
そこで、中等度以上の身体活動量(MVPA:moderate-to-vigorous physical activity)と脳卒中再発の関連性を詳しく調べてみた。

【4】方法
単一の病院で、一過性脳虚血発作(TIA)または非心臓塞栓性虚血性脳卒中を経験した45名(平均年齢67.1±10.2歳)を対象にした。
10日間、腰の周りに加速度計を装着することで運動状況をモニタリングし、体脂肪率(%BF)、内臓脂肪レベル(VFL)を測定した。
バイナリロジスティック回帰モデルを使用して、脳卒中再発とMVPAの関連性、および社会人口統計学的変数や臨床変数(肥満、喫煙、高血圧)などの
潜在的なリスク要因を推定した。

【5】結果
9名の患者が脳卒中の再発を経験した。
再発した9名は、再発のない36名に比べて有意に高い内臓脂肪と体脂肪があり、中等度以上の身体活動(具体的には3METS)が明らかに少なかった。
これら要因の多変量解析は、年齢、内臓脂肪、体脂肪が脳卒中再発の独立した予測因子であることを示した。
 
【6】結論
症状が軽度の虚血性脳卒中経験者は、内臓脂肪や体脂肪が多く、それに加えて運動量が少ない場合に脳卒中を再発するリスクが増加する。

【7】センター長の感想
健康診断などでメタボの指摘を受けた方は要注意です。
ストレスから食生活が不規則になり、身体に異変が生じることがあります。
取り返しのつかない事態を予防するため、まずは脱メタボで取り組んでみて下さい。

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