【エビデンス147】趣味を持つこと

当ステーションの施術方針や考え方についても知ってもらうためにも、論文を定期的に紹介していきます。
更新情報を希望される方は公式Facebookページに「いいね!」を押してください。


【1】タイトル
趣味を持つこと

【2】出典
Having hobbies and the risk of cardiovascular disease incidence: A Japan public health center-based study
※参照元(外部リンク
2021年9月 日本
 
【3】目的
脳卒中を含む心血管疾患の予防因子として「趣味」の役割が注目されているが、これを確認するための大規模な研究は行われていない。
そこで、日本の大規模なコホート研究において、趣味をもつことと心血管疾患の関連性を詳しく調べてみた。

【4】方法
45~74歳の成人56,381名を対象にした。
趣味をもたないグループ、趣味1つのグループ、多趣味のグループに分けて、16年間の追跡調査を行った。

【5】結果
この期間中に、3,685件の偶発的な心血管疾患(脳卒中:2,839件、冠動脈疾患:940件)を確認した。
心血管疾患のリスクは、趣味なしのグループに対して、趣味1つのグループが10%、多趣味のグループが20%低かった。
疾患別では趣味が多いほど冠動脈疾患のリスクが低かったが、統計的な有意差はなかった。
脳卒中では趣味1つのグループが13%、多趣味のグループが20%低かった。

【6】結論
趣味をもつことは、心血管疾患の発症リスクを低下させることが明らかになった。
特に脳卒中の一次予防においては、趣味が多いほど効果が高い可能性が示唆された。

【7】センター長の感想
あくまで個人の感想ですが、多趣味な人ほど健康への意識が高いような気がします。
趣味といっても色々ありますので一概に何がいいとはいえませんが、好きな事を見つけて、いつまでも継続して人生を楽しむことが大切だと思います。

関連記事

  1. 【エビデンス94】定時退社のすすめ

  2. 【エビデンス134】上肢機能訓練は両手運動の方が効果的

  3. 【エビデンス42】ロボット支援での歩行訓練について

  4. 【エビデンス125】40~50歳代で考えておくこと

  5. 【エビデンス10】鍼治療は失語症にも効果が期待できる

  6. 【エビデンス135】肺炎を予防するために必要な歩行の時間

PAGE TOP
Instagram