【エビデンス150】握力を指標にしよう(パートⅡ)

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【1】タイトル
握力を指標にしよう(パートⅡ)

【2】出典
A Prospective Study of Grip Strength Trajectories and Incident Cardiovascular Disease
※参照元(外部リンク)
2021年9月 中国
 
【3】目的
握力は全身の総合的な筋力と関連しており、握力測定はシンプルで信頼性の高い評価方法の一つである。
そこで、単一の測定ではなく長期的に握力を測定し、握力の軌跡と心血管疾患(CVD)との関連を詳しく調べてみた。
 
【4】方法
英国のコミュニティをベースにした集団から、心血管疾患のない5,300名を対象にした。
握力は、2004年、2008年、2012年に繰り返し測定を行った。
対象期間中の握力変化(軌跡)から、握力の安定性を男性・女性で3つのグループに分類(高・中・低)し心血管疾患との関連性を解析した。
 
【5】結果
対象期間中、392名の心筋梗塞、169名の脳卒中、119名の狭心症、44名の心不全を確認した。
握力の安定性が高いグループと比較して、安定性の低いグループは心血管疾患発症率が明らかに高かった。
さらに、心筋梗塞と脳卒中はリスクが2倍であった。
 
【6】結論
握力の継続的なモニタリングは、心血管疾患発症のリスク特定に寄与する可能性がある。
 
【7】センター長の感想
握力は簡単に実施できる信頼性の高い評価です。
単一で測定するだけでなく、その変化を継続的に確認し、結果を考察することが必要だと思います。
加齢とともに筋力は低下していきますが、出来るだけ緩やかに、筋機能を維持向上していきたいですね。


【一緒に読みたい過去の記事】
【エビデンス109】握力を指標にしよう

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