【エビデンス紹介2】退院後の栄養不良と予後

5大栄養素の食材

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【1】タイトル
退院後の栄養不良と予後

【2】出典
Malnutrition Increases the Incidence of Death, Cardiovascular Events, and Infections in Patients with Stroke after Rehabilitation.
※リンク
https://www.strokejournal.org/article/S1052-3057(17)30553-0/fulltext
2017年11月 日本

【3】目的
リハビリ後に退院となった脳卒中患者の栄養状態と心血管イベント・感染症・死亡の関連を調査した。

【4】方法
平均年齢63.9±11.0の高齢脳卒中患者138人の栄養状態をGNRI(高齢者の栄養リスクインデックス)で評価した。
GNRIが96以下を栄養不良と定義して1年間フォローしたところ、次のことがわかった。

【5】結果
脳卒中患者の退院直後GNRIスコア平均は98.8±6.5であった。
患者のうち27%が栄養不良の状態であった。
心血管イベント(再発率)15%、感染症率15%、死亡率1%であった。

【6】結論
栄養失調は脳卒中患者の予後に悪影響を及ぼす

【7】センター長の感想
低栄養状態になると活動量や意欲も低下して悪循環(フレイルサイクル)になります。
痩せればいいというものではなくて、食事内容や栄養バランスを整える必要があるということ。
退院後の食生活でお悩みの方は、当ステーションの管理栄養士に一度ご相談下さい。

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